コードブルーそうかんとは?フェローとは?コードブルーの言葉の意味を解説!
2017年7月からフジテレビの月曜9時に「コード・ブルー~ドクターヘリ緊急救命~THE THIRD SEASON(3rdシーズン)の放送が開始されました。
このコードブルーシリーズは2008年7月に開始され、コード・ブルー1stとして、ドクターヘリをテーマに、
フライトドクターを目指す若者たちの姿を描いたドラマが放送されました。
画像:http://www.fujitv.co.jp/codeblue/
ただ、ドラマ「コード・ブルー~ドクターヘリ緊急救命~THE THIRD SEASON」は
医療ドラマということで聞きなれない言葉が登場する事があります。
その中でも、「そうかん」「フェロー」といった言葉を良く耳にします。この言葉の意味はどのようなものなのでしょうか。
また「コードブルー」とはどのような意味があるのかを解説していきます。
コードブルーの「そうかん」とは?言葉の意味を解説
コードブルーの中で、患者さんが運ばれてきて治療を行っている時に「そうかん」という言葉を耳にします。
そうかんとは、気管内挿管の略で「挿管」と書きます。
患者さんの呼吸の状態が良くない場合、呼吸や換気が上手くできないことがあります。
このような場合、口や鼻ひどい場合には気管切開を行い、管を入れ喉頭を経由し
気管内にチューブを挿入し、
気道確保する方法のことを言います。
確実な気道確保(呼吸に必要な酸素の通り道をつくり窒息を予防する)や
誤嚥(ごえん)防止(食べ物が間違って喉頭や器官に入らないようにする)のためにおこなわれる方法です。
挿管できるのは基本的に医師ですが、医師の指示があれば救急救命士の資格を持つ救急隊員もおこなうことができます。
コードブルーの「フェロー」とは?言葉の意味を解説
コードブルーのドラマの中で、「フェロー」と新人研修医たちが呼ばれていることがあります。
ドラマの中では、フライトドクターを目指している研修医に対して使われ、呼ばれている所がよくみられます。
実際の意味としてフェローとは、大学などの教員や研究員などを行っている人に対して
与えられる職名・称号のことを言います。仲間や人という意味もあるようです。
フェローシップ(専門研修制度・研究奨学金)の略で、
特定のプロジェクトに参加する仲間という意味があります。
医療現場だけでなく様々な職業でも使われています。
コードブルーのタイトル「コードブルー」とはどんな意味があるの?
ドラマのタイトルになっているコードブルーの意味ですが、
実際の医療現場では
病院内で患者の容態急変など緊急事態が発生した場合に使われる救急のコードネームです。
一般の人や患者さんが混乱しないように使われています。
病院内で手が空いている医師や看護師などに至急集まってほしい場合には「コードブルー」とコールされます。
どのような診察項目であっても関係なく集まらなくてはいけません。
「ブルー」とは最優先事項という意味もあるからです。
コードブルーの他にも病院内にはいくつかの救急コールがいくつかあるようです。
ドラマの中では、病院の外で起きた事故に巻き込まれた救急患者を、
ドクターヘリを使い現場に向かい処置を行い病院へ搬送する時に使われているようです。
「コードブルー」の実際の使われ方とドラマでの使われ方は多少違っているようです。
コードブルーそうかんとは?フェローとは?コードブルーの言葉意味を解説!まとめ
ドラマ「コードブルー」で使われている
「フェロー」はフライトドクターを目指している研修医、
「コードブルー」は緊急事態の時に医師や看護師を呼び出すコール
のことを言います。
今後、ドラマ「コードブルー」がどのように展開していくのか、医師として人として成長していくのかとても楽しみです。
聞きなれない言葉を理解しドラマを見ていくのも面白いかもしれませんね。
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